Deep AI Copy
本人の個性が反映できる。世界にひとつだけのAI
Deep AI Copyは、個人の見た目・声 趣味、思考、知識、自己認識などをAIにインストールするサービスです。
弊社で開発している対話型AI HAL3(ハルさん)にも実装されており、経験や技術のコピーをとおして医療や介護現場、オフィスなどでの活用が期待されています。より人間との会話に近いコミュニケ―ションを可能にするためにさらなる技術も研究開発しています。
- Shallow Copy
たった40分のビデオ撮影で、本人のAIが作成できる
Shallow Copy という技術は、わずか40分のビデオ撮影で、本人にそっくりなAIをつくりだすことができるものです。予め用意しておいた答えをリアルタイムで返答するFAQ機能や、自由に会話を楽しめるフリートーク機能に応用されます。
外見だけでなく、声などの音声情報も取り込むことが可能です。
AIで生成した動画
- 個性のコピー
個人の趣味、嗜好をAIで再現できる
それぞれの人の声や表情、物に対しての快/不快などの感情をひも付け、趣味・嗜好の違いを学習させることによって、本人の個性を再現したAIをつくりだすことができます。
- 意識の生成
AIが自律的に思考・行動する
周りからしてくる音や人々の話している内容、風景や人々の動作などの情報から、その文脈や関係・関連を踏まえて表情を変えたり発言したりすることができます。
例えば、大勢の人を感知し、更に大音量の音楽が聞こえてきた際には「ここはライブ会場ですね」とつぶやく、といった自律的な思考・行動をします。
複数の特許技術で、従来のAIを超えたコミュニケーションが可能に
ここに新規上場企業のインタビュー動画と株価の相関について検証した例があります。事前に様々なデータを取り込んでおき、登壇者の表情や声色、発表内容から、株価の変動を予測するというものです。インタビュー動画からテキストデータ、音声データ、映像データを読み取り、それぞれの特徴を抽出した上で判定を行います。
その結果、インタビュー動画を元に行った株価予想には、相関があることが分かりました。
新しい「終活」のかたち
厚生労働署による平成30年の簡易生命表によると、日本の男性の平均寿命は81.25歳、女性は87.32歳。最近では「終活」をテーマにした専門誌も発売されるなど、ますます注目が集まる分野です。
多くの高齢者が不安を抱える人生の終わりを新たな始まりに。
そんな進化型革新的AIがサービスになるでしょう。
高まる終活への関心と、親と話すきっかけのない現実
株式会社プラネットの調査によると、自分自身の終活について考えたことがある人は男性46.2%、女性58.5%という結果になりました。また、株式会社エス・エム・エスの調査によると、親と終活について話したことがない人は約6割。話すきっかけに悩む人が多いといいます。そんな中、本人にそっくりなAIを作ることができれば、家族の会話のきっかけになると共に、終活やお葬式という概念も覆すことになると考えています。
人生の節目 ー出産・七五三・成人・結婚ー に写真を取るように、AI化することによって、当時の知識や技術、思い出までもがデジタル上で生き続けることが可能になります。将来的には埋葬・墓という考え方もなくなり、人間は情報的存在として生き続けるものになり、日本習慣の冠婚葬祭の在り方が大きく変わるでしょう。
このような高度な技術を用いて、見た目も声も嗜好も本人そっくりな、世界にひとつだけのAIとコミュニケーションを取ることが可能になります。
Technical
Deep AI Copyは複数・最新の深層学習(Deep learning)を利用し、またGPU(グラフィックカード)のテクノロジーを利用しています。
既存の学習方法では、表情の移り変わりや高速な画面描画の仕組みが、うまく稼働しなかった。そこで開発した弊社の特許技術で、さらに滑らかな発話表情提示が可能になった。